リウマチ専門外来

リウマチについて

診療日:第1土曜午前

関節リウマチは自己免疫疾患の一種で、本来体を守るはずの免疫システムが自身の関節を攻撃する病気です。かつては難治性疾患でしたが、医学の進歩により早期発見と適切な治療で関節破壊の進行を防げるようになりました。発症後2年以内に関節破壊が急速に進行するため、早期の専門的治療が重要です。
※担当医の都合で実施日が変わることがございます。詳しくはお知らせや院内掲示をご覧ください。

担当医師

橘 昌宏

  • 資格

    • 日本整形外科学会 整形外科専門医
    • 認定運動器リハビリテーション医
    • 認定リウマチ医
    • 日本リウマチ学会 専門医
  • 所属団体

    • 日本整形外科学会
    • 日本リウマチ学会

こんな症状が対象です

  • 関節に痛みがある
  • 関節が変形している
  • 関節が動かしにくい・こわばる
  • ボタンが押せない・押しづらい
  • 指や関節が腫れている

診断

関節リウマチの診断は、複数の要素を組み合わせた総合的なアプローチで行われます。まず、患者様の症状や病歴を詳しく聞き取り、関節の腫れや痛みを直接確認します。
次に、血液検査を行い、炎症マーカーや特殊な自己抗体の有無を調べます。中でも抗CCP抗体の検査は、早期診断に役立つ重要な指標です。
画像診断も重要な役割を果たします。X線検査では骨や関節の変化を見ることができますが、最近では超音波検査も活用されています。超音波では、目に見えない初期の炎症も捉えることができ、早期発見に貢献しています。

治療

現代の関節リウマチ治療は、薬物療法が中心です。痛みや炎症のコントロールに加え、投薬により、病気の進行を抑え、関節破壊を防ぐことが可能になりました。結果的に、患者様のQOL(生活の質)が大きく向上しています。さらに患者様の状態に応じてリハビリテーションや手術療法を組み合わせます。手術に関しては他医院と協力して行います。適切な治療により、多くの患者様が寛解状態に達し、正常な日常生活を送れるようになっています。

SPECIAL-OUTPATIENT

PEDIATRIC ORTHOPAEDICS

小児整形専門外来

開催日:第2土曜午前

専門医を招き、成長期にあるお子様を対象とした小児専門外来を行っています。子どもは急速な成長を遂げています。骨や筋肉、神経の発達を視野に入れ、診療を行っています。

小児整形専門外来

RHEUMATOLOGY

リウマチ専門外来

開催日:第1土曜午前

専門医を招き、免疫の異常によって起こる自己免疫疾患(膠原病)のひとつであるリウマチ専門外来を行っています。関節の痛み、変形、こわばりなど、お気軽にご相談ください。

リウマチ専門外来